【施工事例】簡易宿所におけるサウナ設備の届出サポートと是正提案(那須地区)
訪問場所:那須郡那須町
用途:令別表第一 (5)項イ:簡易宿所
内容:消防機関へのサウナ届出の技術的サポート
簡易宿所を運営されているお客様より、設置済みのサウナ設備について、消防機関との協議や安全基準への適合に関するご相談をいただきました。現状の確認を進めた所、設置済みの電気サウナに PSEマーク無し、かつ 離隔距離が基準不足 という課題が発覚しました。
今回は、上記課題に対する那須地区におけるサウナ設備についての対応事例をご紹介します。
現地調査で判明した2つの課題と対応策
現地調査の結果、設置されている電気サウナについて、PSEマークの有無や、該当する基準に基づく離隔距離の確保状況について確認が必要な点があることが分かりました。
そこで今回は、安全性を確認するため、サウナヒーター周辺の温度上昇について6方向からの詳細な計測を実施しました。
【写真】温度測定の結果、後方・上方の2箇所で基準温度超過を確認
温度計測で基準超過→不燃材パネル施工でクリア
温度計測の結果サウナヒーターの後方と上方の二箇所にて計測温度が基準以上であることが判明しました。そこで、追加の対応策としてサウナヒーター後方と上方の二箇所を不燃材パネルによる追加施工を実施しました。
【写真】基準超過が確認された2箇所に、不燃材パネルによる安全対策を実施
上記施工の結果、対象2方向の不燃材施工による火災リスクの軽減と対象外4方向の温度計測基準クリアにより、消防署からも問題なく申請を受理していただけました。
消防機関との協議に向けた技術的サポート
最後に、弊社が行った実務サポートの内容をご紹介いたします。
・設備内容や安全対策に関する資料の整理・作成
・温度測定結果など、協議に必要な技術データの提供
・関係者間(施設管理者・関係専門職等)との調整支援
提供した技術資料をもとに、消防機関との協議も円滑に進み、必要な手続きについて関係者様にて対応いただくことができました。
まとめ
今回は、PSEマーク無しや離隔距離不足の課題を抱える既設サウナでも、温度計測に基づきリスク箇所(後方・上方)のみをピンポイントで施工・実証することで、コストを抑えつつ正式な消防許可の取得をサポートしました。
サウナ設備は導入前に消防機関と協議を行い、基準を理解した上で設置することで、後から大きな手戻りや追加工事を防ぐことができます。
サウナを導入したいけれど、消防署への届け出や安全対策で立ち止まっていませんか?
「この場所に設置して大丈夫?」「書類は何が必要?」「壁からの距離が足りないと言われた…」 サウナの設置には、火災予防条例などの複雑なルールが関わるため、多くの方がこうしたお悩みを抱えています。
また、消防機関との協議や各種手続きにおいては、設備内容や安全性を正しく説明できる技術的な裏付けが重要となります。
お客様が安心してサウナでお客様をお迎えできるよう、設置前の相談から許可取得まで、親身になってサポートいたします。
弊社の対応エリアは、那須町・那須塩原市・大田原市を中心に、これまで数多くの消防用設備工事を手がけてまいりました。これまでに100件以上の民泊・簡易宿所の施工に携わってきた実績を活かし、迅速かつ円滑な対応を心がけております。
活動エリアは上記以外にも、矢板市・塩谷町・さくら市・高根沢町・那珂川町・那須烏山市まで幅広く対応しております。消防用設備や防火設備に関するご相談やお困り事がございましたら、ぜひお気軽に花塚防災へご相談ください。お客様の安心・安全をしっかりと支えてまいります。