自動火災報知設備・消防機関へ通報する火災報知設備・消火器の設置工事 及び消防機関届出申請

訪問場所:栃木県那須塩原市
内容:福祉施設新築工事に伴う、消防用設備設置工事   
用途:令別表第一(6)項ハ(5)
詳細:自動火災報知設備・消防機関へ通報する火災報知設備・消火器の設置工事 及び消防機関届出申請

アイキャッチ

・自動火災報知設備とは?

火災による煙や熱を感知器が早期に・自動的に感知して、警報やベルなどで、建物内の人達に火災を知らせる設備です。

今回は副受信機に着目!

福祉施設の新築工事に伴い各種消防設備を設置しました。今回はその中でも、自動火災報知設備の副受信機設置についてご紹介致します。

・副受信機とは?

自動火災報知設備の副受信機は、本体の受信機と連携して、火災警報や異常を表示・確認できる設備です。

・副受信機の主な役割

遠隔監視:本受信機が設置された場所から離れたエリアでも警報を確認できる。
複数地点での対応:大規模な建物や広い施設内、建物の別棟等、異なる場所でも状況を把握することが可能です。操作機能(機種による):警報の停止や試験機能を備えるものもあります。

・副受信機の設置基準

副受信機は火災受信機とは異なり、消防法上の設置義務はありません。ですが、建物の規模や用途によっては非常に有効です。※設置義務はありませんが、設置した場合は本受信機と同じく、正常に動作するよう定期点検が必要です。

・副受信機の設置を推奨する理由

広い建物や高層施設等では警報の確認が迅速に!
→ 本受信機が遠い場合でも、速やかに火災の発生を把握し、初動対応が可能になります。
複数の管理拠点がある場合の利便性向上!
→ 受付・警備室・宿直室など、異なる場所でも状況を把握できるため、安全管理の強化に貢献。
非常時の対応時間を短縮!
→ 火災発生時にいち早く対応でき、被害の最小化につながります。

POINT!
今回は上記設置推奨理由の一つである、複数の管理拠点がある場合(管理拠点が2箇所の建物)に該当する為、副受信機の設置をおこないました。施工後の試験では、全ての連動確認で良好でした。

・今回の施工写真

受信機

まとめ

今回は新築の建物で消火器・自火報・火災通報装置新設工事をおこないました。
今回のように管理拠点が複数ある建物では、非常時に迅速な対応が可能になる副受信機の設置を強く推奨します。花塚防災では那須町・那須塩原市・大田原市を中心とした消防用設備の工事施工実績が多く、所轄の消防機関への届出申請もスムーズに行います。

なお、花塚防災の活動エリアは上記以外にも矢板市・塩谷町・さくら市・高根沢町・那珂川町・那須烏山市まで活動エリアとなっております。消防用設備、防火設備でお困りの方は花塚防災まで。

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