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【栃木県那須町】消防用設備点検指摘事項改修
訪問場所：栃木県那須町
内容:消防用設備点検指摘事項改修
詳細：詳細：屋内消火栓用ホース取替
◆今回の内容
弊社が保守点検として入らせていただいております那須町にある防火対象物の、
屋内消火栓用ホースの取替についてご紹介いたします。
屋内消火栓設備とは
屋内消火栓設備は、消火器では対処しきれない消火の段階に備えて設置されます。放水量や有効射程が大きいため、建物内での火災に対処するための設備です。
人が操作することで、建物内部に及んだ火災を消火します。この設備は水源、加圧送水装置（消火ポンプ）、起動装置、屋内消火栓（開閉弁、ホース、ノズルなど）、配管、弁類、そして非常電源などで構成されています。
消防用ホースの耐用年数について
耐用年数とは製品が通常どれだけの期間、効果的に使用できるかを示すものです。
消防法の改定(第17条3の3）により、製造年から10年を経過した屋内消火栓等の消防用ホースは、3年ごとに耐圧試験を行うかホースの取替が義務付けられております。(易操作性１号消火栓・２号消火栓のホースは除く)
消防用ホースの耐圧試験とは
消防用ホースの耐圧試験は、耐圧試験機などを用いて、ホースの端末部に水を充填し、ホース使用圧力と同じ水圧を5分間かけて確認します。ホースや金具との接続部に変形や損傷がなく、圧力低下、噴水上の漏水や滴下がない場合、試験は合格となります。
屋内消火栓用ホースの取替
今回の防火対象物では、2010年製の屋内消火栓用ホースがありました。そのため、耐圧試験か取替が必要となり、結果としてホースの取替が行われることになりました。
ホースの取り替えにより、3年ごとの耐圧試験は不要となります。したがって、ホースの製造年から10年が経過するまで、耐圧試験を行うことなくホースが使用可能です。
取換前
取換後
まとめ
製造年から10年経過した消防用ホースは耐圧試験を行うかホースの取替が義務付けられています。しかし、10年といった耐用年数はあくまでも目安であり、10年が経過していないからとはいえ、ホースの性能を保証できるものではありません。
その為、消防用設備点検時の定期的な確認がとても重要です。劣化や損傷している部分を早期発見、対処する事で有事の際にその性能を十分に発揮させることができ、被害の拡大を防ぐことへと繋がります。
花塚防災では消防用ホースの取替、ホースの耐圧試験、屋内・外消火栓設備の設備設計・点検・工事なども承っておりますので、お気兼ねなくお問い合わせいただければ幸甚です。なお花塚防災の活動エリアは那須町・那須塩原市・大田原市を中心としておりますが、矢板市・塩谷町・さくら市・高根沢町・那珂川町・那須烏山市も活動エリアとなっておりますので、消防用設備でお困りでしたら花塚防災まで
