【栃木県那須郡那須町】ステーキハウス寿楽本店 消防用設備点検
訪問場所:栃木県那須郡那須町 ステーキハウス寿楽本店
内容:消防用設備点検
詳細:漏電火災警報器の点検
今回の内容
「ステーキハウス寿楽本店」様での消防用設備点検において、漏電火災警報器の点検についてご紹介いたします。
はじめに消防用設備点検とは
防火対象物の利用目的に応じて必要な消防設備(例: 消火器、自動火災報知設備の感知器、誘導灯など)は、正確に設置され、かつ確実に作動するかどうかを確認するために、消防法により6ヶ月に1度の点検が義務付けられています。
漏電火災警報器とは
漏電火災警報器は、警報設備のひとつで、建物内の電気配線や電気機器に発生する漏電を早期に検知し、関係者に迅速に警報を発する装置です。
これにより、火災の発生を未然に防ぐことが目的とされています。
漏電火災警報器の仕組み
漏電火災警報器は、受信機と変流器から成り立っています。
漏電が発生すると、変流器が漏電を感知し、その情報を受信機に信号として送ります。受信機は変流器からの信号を受け取ると、赤い表示灯と音響装置を自動的に作動させ、漏電を即座に知らせる仕組みです。
今回の点検結果(作動範囲・漏電表示灯)
今回の点検で、漏電火災警報器の受信機の設定値は200mAでした。
試験器を使用して、変流器に140mAの漏電状態を模擬したところ、警報が発報しました。
受信機設定値の正常範囲は+10%、-60%の範囲です。したがって、設定値が200mAに対して、
140mAでの発報が確認されたことで漏電火災警報器が正常に作動していることを確認しました。※点検項目はその他にもございますが今回は消防用設備点検、総合点検時点検項目、作動範囲・漏電表示灯について抜粋させていただきました。
まとめ
今回の消防用設備点検では、漏電火災警報器の試験結果が良好でした。
しかし、消防用設備は長期間使用することで、経年劣化により誤作動や作動不良が発生する可能性があります。有事の際に確実に設備が機能するよう、定期的な確認が必要です。
これによって、誤作動や作動不良を未然に防ぐことができます。そのため、6ヶ月に1回の消防用設備点検は極めて重要です。花塚防災では消防用設備点検に加え、点検時指摘事項の改修工事なども承っておりますので、お気兼ねなくお問い合わせいただければ幸甚です。
なお花塚防災の活動エリアは那須町・那須塩原市・大田原市を中心としておりますが、矢板市・塩谷町・さくら市・高根沢町・那珂川町・那須烏山市も活動エリアとなっておりますので、消防用設備でお困りでしたら花塚防災まで。