【栃木県大田原市】非常警報設備(複合装置)取替工事
訪問場所:栃木県大田原市
内容:住宅→非常警報設備(複合装置)取替工事
非常警報設備とは
建物内で発生した火災を自動または手動により報知するものであり、非常ベル・自動式サイレン及び放送設備の3種類の設備があります。
今回は非常ベル・自動式サイレン=複合装置について説明したいと思います。
※写真は非常警報設備(複合装置)となります。
非常警報装置(複合装置が必要な建物)
建物の収容人員によって設置義務が発生してきます。
・一般階=収容人員50人以上(旅館や病院・蒸気浴場などは20人から必要)
・無窓階=収容人員20人以上
設置場所・設置方法
・音響装置
(1)音圧:音響装置の中心より1m離れた位置で90dB以上
(2)各階ごとに、その階の各部分から1の音響装置までの水平距離は、25m以下となるように配置する。
(3)地上5階建以上で延面積3,000㎡を超える大規模な建物は一斉鳴動の他区分鳴動もできるようにする。
起動装置
(1)各階ごとに、その階の各部分かた1の起動装置までの歩行距離が50m以下になるように配置する。
(2)床面からの高さ0.8m~1.5m
(3)起動装置の上方に「表示灯」を設けること。
(4)表示灯は、赤色の灯火で、取付け面と15度以上の角度となる方向に沿って、10m離れた位置から点灯していることを用意に識別でいるものであること。
まとめ
今回は古くなった非常警報設備(複合装置)の取替工事をしました。もちろん工事後の消防機関届出・検査も実施致しました。共同住宅などでよく目にする、なじみのある設備ですが有事の際に建物に火災を知らせる重要な役割を持っています。非常警報設備でお困りの方は花塚防災まで。